医療と福祉は深い関係にあり、相談や指導、援助を社会福祉士が担い、精神障害者の相談、社会復帰に向けた支援には精神保健福祉士が担っています。
健康体であれば、福祉士という医療従事者の存在をあまり気にはしません。
周りに対象となる人物がいれば、頼りにしたいスペシャリストでしょう。
ここ最近、福祉士同様、専門看護師の活躍が目立ち始めているようで、医療の高度化や専門化が進み、必要性は高まりつつあります。
人数はまだ少数、例えば、人工肛門をつけた患者さんに手当の仕方、生活上の指導をするETであったり、身体障害などで失禁症状に悩む患者さんのケアを考えるコンチネンスアドバイザーなどは、地方病院よりも大都市、首都圏よりの総合病院、専門病院に在籍、採用されています。
また、血液透析などが必要な患者さんの援助をする腎不全看護に関しても専門家が必要で、今はまだ男性優先でありながら、専門看護師として女性の働きが加速しだしています。